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アサイー(Acai)とは?
「アサイーベリー」という言葉はすでに多くのところで見聞きするようになりました。
海外でもセレブやアスリートたちが、こぞってこのアサイーを好んで食べるという情報が見聞きされることから、日本でも多くの健康や美容に関心が高い女性たちに愛されるようになりました。
学名 | Euterpe oleracea |
別名 | アサイーベリー |
注目すべき成分 | 鉄分、カリウム、必須アミノ酸(BCAA)、ビタミンB群、ビタミンC、ポリフェノール |
科名 | ヤシ科 |
原産地 | ブラジル、アマゾン |
利用部分 | 果実(果皮) |
主な形状 | ドライパウダー、ピューレ |
期待できる効果 | 美肌・美白・貧血予防・アンチエイジング・生活習慣病予防 |
スーパーフルーツと言われる理由
「アサイー」はブラジル、アマゾンアマゾンの熱帯雨林で育つヤシ科の植物です。アサイーは厳しい環境で育ち、地上から20〜30mもの高さに実をつけまます。
収穫するにはその高さまで人が登り、実が成る枝ごと切り取って、小型の熊手で枝から実をはがすように収穫します。
扇状に広がる細い枝に1房あたり3 ~ 6kgものたくさんの実をつけます。
アサイーベリーは苗を植えて2年ほどで果実を収穫できるようになります。そして果実の95%は種なので食べられないのですが、5%しかない実の部分に豊富な栄養素が含まれていることから、スーパーフルーツと言われるようになりました。
現地では先住民族たちが実をすりつぶしてジュースなどを作り健康維持のために活用してきました。心臓や筋肉の機能を調整するカリウムや、アンチエイジング効果が期待できるポリフェノール、必須アミノ酸が豊富に含まれています。
他にも、鉄分やカルシウムが豊富に含まれているため、貧血や骨粗しょう症の予防に効果が期待できます。
またBCAAやミネラルも含まれているので、筋肉の疲労回復効果があり、アスリートたちにも愛されています。他にも、ポリフェノール、食物繊維、アミノ酸、オレイン酸、ビタミン類などが豊富にふくまれています。
アサイーは、別名で「ブラジルの奇跡」などと呼ばれているほど、多くの栄養素を含んでいるのです。
自然治癒力に長けており、疲労回復効果なども優れているので体を使う人にもってこいのフルーツなのです。
スーパーフルーツ「アサイーベリー」の美容・健康効果とは?
アンチエイジング効果
アサイーベリーにはポリフェノールが多く含まれていますが、このポリフェノールは老化現象を促進してしまう「活性炭素」を抑制し、除去する抗酸化作用を持つ成分が含まれているのです。
「活性酸素」は紫外線やストレスなど、日常生活を送っているだけでも増えてしますのです。アサイーに含まれるポリフェノールはこの活性酸素を抑制します。
美肌・美白効果
アサイーに含まれる「オメガ系必須脂肪酸」はホルモンバランスを正常化する作用があります。また、ポリフェノールは肌荒れを防ぎ、ビタミンCには美白効果があります。
さらに、アサイーに含まれるビタミンB群は肌を整える効果があるのです。
アサイーにはアミノ酸やビタミンB、ビタミンCなど、ビタミンやミネラル類が豊富に含まれているため、疲労回復の効果があります。アスリートが愛用するのもこのためです。
血液をきれいにする
コレステロール値が増えると、血中の中性脂肪が増え血液はドロドロになり、血管内をスムースに流れなくなり、心臓疾患や脳疾患、動脈硬化などの引き金となります。コレステロールが減ると血流が促され、血液はサラサラの状態になります。
アサイーに含まれる必須脂肪酸のリノレン酸とオレイン酸は、血中コレステロール値を低下させます。
骨粗鬆症を予防する
アマゾンのミルクと呼ばれるほど、アサイーにはカルシウムが豊富に含まれているため、骨の健康を保つ事に効果があります。
アサイーベリーの食べ方
アサイーは劣化が非常に早く、ブラジル国内でも長い間流通ができず、先住民族のみ食することができるものでしたが、アサイーの高い栄養成分と美容効果に注目したアメリカの企業が2000年頃にブラジル国内で工場を建設し、フリーズドライと冷凍保存に成功したことが、海外へのブームへの火付け役となりました。
そのため、アサイーベリーは加工された状態でしか手に入りません。パウダー状のもの、冷凍しているもの、ペーストとなっているものがほとんどです。
見た目がブルーベリーに似ているため、酸味がある果物と捉えられがちですが、アサイーはすでにお伝えしたとおり、ヤシ科の植物で、ほとんど酸味などがありません。
ゆかりのような風味で和食とも相性がよく、フリーズドライのものはご飯に混ぜても違和感はありません。
そのため、自由に味をつけることができますが、パウダーやペーストをスムージーに入れたり、ヨーグルト、シリアルなどに加えて食べたりするのがおすすめです。
アサイーのスムージーをボウルに盛りつけて、グラノーラや果物、ナッツなど好みの食材を盛り付けたアサイーボウルと呼ばれる食べ方が人気があります。
アサイーは体質により摂りすぎるとお腹がゆるくなる場合があります。まずはパウダーならティースプーン1杯くらい、ジュースなら200mlからはじめるとよいでしょう。
ヘルシーアサイーボウルのレシピ
ハワイアンカフェなどで大人気のアサイーボウルのレシピを紹介しますね。これはビーガン用のレシピです。
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