ヘモグロビンを増やせば鉄分不足が解消されて血流もよくなる。

健康

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ヘモグロビンは酸素を身体中に運ぶ大事な役割を担う栄養素

 

血流をよくするには血液量を増やすことが大切だという事はこちらの記事で書きました。

 

血液量を増やしたいときには何が必要になるのでしょうか?
まず、忘れてはいけないのが、「ヘモグロビン」です。

 

鉄分を含む「ヘム色素」と「グロビン」というタンパク質からなる複合タンパク質をヘモグロビンと呼びます

 

そして、酸素はヘモグロビンに含まれる「ヘム色素」と結合して、全身に運ばれていく仕組みになっています

 

もしあなたが健康診断や人間ドックなど血液検査の結果、「ヘモグロビンの量が少ない」という結果が出たのであれば、それは体中に酸素が行き届いてないということを指します。

 

ヘモグロビンが減少すると「貧血」になりやすい。

 

では、ヘモグロビンが少なくなる理由はなぜなのでしょうか?

その理由の第一には「鉄分不足」です。鉄分はヘモグロビンを作るために欠かせない要素ですが、人は鉄分を体内で作り出すことができないのです

 

鉄分を補うためには、外からの吸収、つまり食事、あるいはサプリなどでとることが必要になります。ですので、バランスの良い食事を摂らずに脂質や糖質の多い偏食や外食を続けていると、体のバランスがあっという間に崩れて、鉄分を補給するどころではなくなってしまうのです。

 

血液が酸素を身体中に運ぶ力は、体内のヘモグロビンの量に比例します。そして、酸素が体に行き届かないようになってしまうと「貧血」という症状になるのです。

 

 

貧血は日本人、特に女性にとっては身近な症状です。日本人女性の約70%が貧血であるというデータもあるほどです。そして、貧血の人の約90%は鉄分不足、つまりヘモグロビンの不足が原因で起こる「鉄欠乏性貧血」であると指摘されています。

 

「貧血」というのはあまりにも女性に多い症状なので、たかが貧血と考える人もいるかもしれませんが、貧血を体に必要な酸素が足りていない状態と考えると、貧血を軽く見てはいけないことがわかるのではないでしょうか。貧血が原因で脳や心臓など重要な臓器に悪影響が及ぶと非常に危険です。

 

また、貧血の他にヘモグロビンを減少させる要因としては、怪我による出血、胃潰瘍、大腸潰瘍などの消化器系の病気による出血、生理や出産による出血も体内のヘモグロビンを減少させる要因になります。

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ヘモグロビンが減少することで起こる症状

 

体内に酸素を運ぶ役割を担うヘモグロビンが減少することで、起こる症状は以下のようなものがあります。

 

  • 貧血
  • めまいや立ちくらみ
  • 動悸
  • 息切れ
  • 倦怠感が
  • 頭痛や耳鳴り
  • 食欲不振
  • 顔が青白い
  • 爪が白くなったり、表面が凸凹になる
  • 口内炎 など

 

ヘモグロビンは鉄分を多く含む食品を摂ることで増やすことができる。

 

では、どうすればヘモグロビンを増やすことができるのでしょうか。

 

最も有効なのは、毎日摂る食事に含まれる栄養素によって鉄分不足を補うことです。

 

食事から採れる鉄分には、牛や豚、鳥のレバー、鰹、鰯、牛肉などの動物性食品に多く含まれている「ヘム鉄」。そして、ほうれん草や小松菜、ひじきのような植物性食品に含まれている「非ヘム鉄」の2種類があります。

 

この二つの違いは何か、というと吸収率です。ヘム鉄は25〜35%、非ヘム鉄は2〜6%と、明らかに動物性食品に含まれるヘム鉄の方が効率よく鉄分を体に摂り込むことができます

 

また、鉄分の吸収率を上げるには、タンパク質やビタミンなどの他の栄養素と一緒に摂ることです。

 

鉄分の吸収を助ける栄養素と食材

 

鉄分は栄養素と比べて吸収率が悪く、わずか10%ほどしか体内に吸収されません。
そこで、ここでは、鉄分の吸収を助ける栄養素や食品を紹介したいと思います。

ビタミンC

ビタミンCは、ヘム鉄、非ヘム鉄の両方に作用して、鉄の吸収を助けます。

 

ビタミンCを多く含む食材には、赤ピーマン、黄ピーマン、ピーマン、パセリ、芽キャベツ、ブロッコリー、ゴーヤ、カリフラワー、モロヘイヤ、アセロラ、ゆず、レモンなどの柑橘類、柿、キウイ、いちご、パパイヤなどがあります。

動物性たんぱく質

動物性タンパク質は、鉄と結びつく事で腸からの吸収を促進するだけでなく、赤血球を構成する要素となります。

 

動物性タンパク質を多く含む食材には、牛肉、豚肉、鶏肉やレバー、マグロなどがあります。ただし、動物性タンパク質の中でも鶏卵や乳製品に含まれるたんぱく質は、鉄の吸収を妨げる働きがあるので注意が必要です。

 

ビタミンB12

血液をつくるために欠かせない栄養素で「造血のビタミン」とも言われます。

 

アサリやカキなどの貝類、レバー、肉類、魚類、卵、牛乳のほか、納豆や味噌、しょうゆなどの発酵食品含まれています。

葉酸

血液や体のたんぱく質をつくるために欠かせない栄養素です。

 

とくに、妊娠後、胎児の細胞分裂がもっとも盛んとなる妊娠初期(15週目くらいまで)に必要となる栄養素のため、葉酸は妊娠や妊婦に欠かせない栄養素として注目を浴びています

 

自然の食品の中には、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、レバー、豆類などに多く含まれています。

鉄分の吸収を妨げる栄養素と食材

 

食品の中には、上に挙げた鶏卵や乳製品に含まれるたんぱく質など、鉄分の吸収を下げてしまう栄養素もあります。

 

コーヒーや紅茶等に含まれる成分であるタンニンは、鉄分と結びつくことで水に溶けにくくなる性質があります。つまり鉄分の吸収率を下げることが明らかになっています。

 

 

また、インスタント食品やスナック菓子などに添加物として含まれるリン酸塩という成分、玄米大豆等に含まれるフィチン酸塩という成分も鉄分の吸収を下げることが分かっています

 

玄米や大豆というと健康的な食材の代名詞として知られていますが、体に良いといってそればかり偏って採ってしまうと、フィチン酸塩のように鉄分の吸収が難しくなる可能性があるのです。

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まとめ

 

血流を良くするために血液量を増やすためにはヘモグロビンが必要だということがわかりました。そして、ヘモグロビンが欠乏すると血液量も減って、体中に酸素が行き渡らなくなって貧血やめまい、さらには臓器に重大なダメージも与えることがあります。

 

ヘモグロビンは体内で生成することができないため、毎日の食事の中から上手に摂取することが大事です。

 

毎日の食事の中で、上手にヘモグロビンを増やす食品を採り入れることで、血流や血液量も増やすよう意識していくようにしょましょう。

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